えびのころも

メモ的な

【U500最終2位】モルペコ始動対面【仲間大会】

「U500秋の運動会」という種族値500以下の仲間大会で最終2位を達成した使用構築です。

需要はないかもしれませんが、結構頑張って考察したので似たようなルールがあったときの参考になればと思い記事を残します。

🟦 ルール
・シングルバトル
種族値500以下のポケモンのみ使用可能
※500ちょうどのポケモン
※伝説もOKで素バドレックスなら参加可
・PTは3〜6体で組む
・同じポケモン被り不可
・同じ持ち物の被りも不可
・違反者と当たった場合レート補填措置あり


🟦構築経緯


↑事前考察でざっくりとこのようなランク付けになるだろうなと予想。
Sランクに対策を厚くしようと考えた。

相棒枠のモルペコは確定として、

絶対多いと思ったハッサム・ストライク・ミミッキュに強く出れることができ、モルペコを見て初手に出てくるステロ撒きを完封できる鬼羽挑発HABファイアローを採用。

次に最強格のキョジオーン、キノガッサを起点にでき、後述のミミッキュのトリルと相性の良い隠密マント天邪鬼ラランテスを採用。

モルペコはオーラぐるまと前歯による削りや対面突破が強いが、スペックの足りなさから打ち漏らしも多いのでそれらを先制技で狩れ、一定数いると思った雨パと晴れパにテンポを取らせないトリルミミッキュを採用。

この時点でモルペコ(裏の先発としてファイアロー)+ミミッキュ+ラランテスを基本選出とする対面構築が軸として完成。

このままだと天然組(ドオーヌオーピクシー)でラランテスが止まってしまうため、
それらにアシパという技で対抗でき、自らもエースとなれるアッキクエスパトラを採用。

あと1枠は、このルールにおいて特性込みで単体性能が高く、対面選出・トリル展開に組み込んでも汎用性の高い鉢巻マリルリを仕込んだ。


🟦個別紹介

(種族値合計436)

相棒枠。
基本的に初手にしか投げない。

オーラぐるまによる対面突破と前歯による削りがとても偉い。
起点回避の電磁波を仕込み、あと1枠は腹ペコスイッチのタイプ調整+襷潰し等に便利な猫騙しを採用した。

オーラぐるまの性能が壊れているため、刺さる時は2体持ってくこともあった。

ガッサやハッサム、ヌオードオーが天敵だがそれ以外の相手にはそこそこやれる。

オーラ+前歯による削りと電磁波によって、裏のクエスラランテスの起点作成も可能。

選出率は5割程度で想定通りの活躍をしてくれた。

テラスは格闘技や先制技を透かせるゴースト。

余談だがテラスを切るとその後腹ペコスイッチが発動しなくなりオーラぐるまのタイプが固定される仕様がある。



(種族値合計499)

🔹調整
HB:特化ストライクの飛行テラスダブルウイング耐え
A:余り
S:最速ストライク抜き抜き


モルペコが出せないときの初手枠。

ハッサム受け、ガッサ対策、挑発+ゴツメによる受け崩しや展開阻害が役割。

モルペコを見て初手に出てくるステロ撒きを完封できる点も噛み合いが良い。
普段のランクマでもそうだが、浮いてる挑発+回復技持ちはモルペコ入りの構築とは相性が良い。

予想通りハッサムが多かったため、安心して対戦を進めることができた。

ストライクを強く意識した調整だったが、一回も当たることはなかった。



(種族値合計476)

構築の核、HABトリルミミッキュ

モルペコの撃ち漏らし処理、トリルによるラランテス展開始動が主な役割。

事前考察でのSランクに相応しい性能だった。

天候パが増えると思ったのでトリルがあるだけで対策になるので偉かった。

1回ニョロトノのアンコールで阻害されたが考慮しない自分が弱いのと、上手く合わせたお相手の方が偉かった。完敗でした。

呪いも強く、削りを入れてラランテスとクエスの起点にできるのが良かった。

テラスは影打ちのリーチを伸ばすゴースト。



(種族値合計480)

圧倒的MVP。
ほぼ毎試合選出したエース枠。

キョジオーンとキノガッサを起点にすることを目的としていたが、想定以上の活躍をしてくれた。

碧の仮面で馬鹿力をタマゴ技で再習得したことにより対応範囲がとても広く、隠密マントを持たせることでキョジオーン入りにも安定することができた。

(ただ、隠密マントは相手のアシボや岩封等でランクが上がらなる等のデメリットもあるので一長一短)

リフスト馬鹿力のハイブリッド両刀が単純に強すぎる。
ランク上昇に合わせて物理特殊が切り替わるテラバーストも相性が良かった。

あと1枠は馬鹿力と合わせて場持ちがよくなる光合成を選択。

ミミッキュのトリル展開から出す想定だったが、トリル下でなくても強かった。

テラスを炎にすることで技範囲を広げ、ハッサムミミッキュ入りにも積極的に選出できた。



(種族値合計481)

いつも使っているアッキクエス
ヌオーやドオー、ピクシー等の天然勢がいたときの裏エース枠。

構築コンセプトに合わせバトン型ではなく対面アッキ型。
BIG6といった天敵がいないこの環境ではかなり動きやすく、出した試合ではしっかりと活躍してくれた。

テラスはハッサムに強くでれる炎。



(種族値合計420)

強そうなのでとりあえず入れた枠。
積みや天然勢と当たったときに吹き飛ばせるパワー枠が欲しかったため鉢巻。

トリル選出をした際、上から雨パを妖テラじゃれで飛ばせればいいなと思って入れた。

初手に出し1体を大きく削り、裏のゴツメアローやミミッキュで狩って数的有利を取った後、裏に置いておくだけで強力なスイーパーになれるのも偉かった。

数値負けしないこの環境では安定した強さだった。採用理由は曖昧だったが入れてよかった。

🟦重かったポケモン

チルタリス
結構いた。ほろびキツ過ぎて何度も後手に回された。

・タイカイデン
ほぼ環境最速の素早さからやりたい放題できるのが強いと思った。
モルペコの電気オーラぐるまが蓄電で通らないのもとても痛かった。


🟦総括

初めて特殊ルールの仲間大会に参加しましたが考察をするのもとても楽しく、実際に参加してみると考察外のポケモンも沢山いて、想像以上に奥深いルールでした。

普段ランクマで見ないようなポケモンも沢山いてとても新鮮でしたし、自分の考察が刺さる場面もあって非常に楽しく対戦ができました。

その中で、大好きなモルペコ入りの構築で結果を残せたのはとても嬉しかったです。

主催者のShoko様、対戦してくださった皆様、楽しい時間をありがとうございました!